診断について・診断内容、治療内容についてのご説明

診断について

当院では、皮膚を皮膚科専門医の眼で診ることに加えて、皮膚の状態に影響する様々な因子を調べるため、
必要に応じて病理検査、血液検査、ダーモスコピーなど皮膚病診断に必要な種々の手段を利用して精度の向上に努めています。

精密な診断のため、皮膚細胞検査(生検)、薬物・金属アレルギー検査も行います。

診断後は、内服、外用、手術、光線治療など、様々な方法を有効に利用して治療させていただきます。
高度、専門的な治療が必要と思われても、まずはご相談下さい。最適な医療機関を紹介させていただきます。
(紹介先病院:神戸大学医学部附属病院、神戸市立医療センター中央市民病院、神戸市立医療センター西市民病院、神戸労災病院、神戸海星病院、神鋼病院、神戸赤十字病院など)

※大学病院など一定規模以上の病院に紹介状なしで受診すると、初診料などと別に、
特定療養費(自費)の支払い(約1,000円から5,000円程度)を求められます。

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検査・治療について

  • 湿疹
  • 皮膚炎
  • アレルギー性疾患
  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌(水虫など))
  • 皮膚腫瘍
  • 色素性病変(ほくろ、あざ、白斑など)
  • 脱毛、多汗症

その他皮膚に関するあらゆるトラブル、悩みを診察します。

治療にあたってはあくまでも皮膚科専門医が広く行っている標準的な治療方法を基本としています。
自己流および医学的に確立されていない治療は行わないことをこころがけております。

紫外線治療

UVB(エキシマライト ナローバンドUVB)照射器(部分用)
白斑
乾癬
掌蹠膿疱症など

照射範囲は5㎝四方程度と広い病変の治療には向きませんが、狭い範囲にエネルギーを集中させ、皮膚の深くまで紫外線の効果が及びますので、 照射時間が短く(10秒程度)、治療効果も早くが現れることが期待できます。(治療費は、1日につき3割負担で約1,050円です)

ナローバンドUVBについて院長が執筆した紹介文があります。
神戸市立医療センター西市民病院広報誌「虹のはし」平成22年3月発行号

《製品情報ページ》
http://www.dekajapan.jp/item1

外来手術
(日帰り局所麻酔手術)
ほくろ、アテロームなどの皮膚腫瘍(2㎝位まで)
※手術については、当日を含め可能な限り早期に施行させていただけるようにいたしております。
皮膚生検
(日帰り局所麻酔手術)
腫瘍の一部を切除し、組織検査を行います。
※約1週間後に結果が判明し、治療を決定します。
巻き爪、陥入爪の手術治療 他の保存的治療にても難治な症例について、陥入部分を抜爪して治療します。ワイヤー法、人工爪などの保存的治療は実施していません。
プロペシア
(内服による男性型脱毛治療)
【1日分/280円】

初回は医師の診察が必要です。
(適応の有無、投与前の頭皮の状態を記録します)

初回は7日分または14日分の処方をします。
以後は内服にて問題無ければ、
28日単位で140日(=約5カ月分)まで処方可能です。

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投薬について

  • 前回処方と同じ薬を今回も必要で、かつ症状に変化がない、または調子が良いときは、投薬のみさせていただくことができます。 (但し、症状に異常が生じたり、変化が起こった場合は速やかに診察を受けてください。)
  • 追加の薬がある場合、処方量の大きな変化があるときは診察を受けてください。
  • 症状に変化がない場合でも、おおむね3カ月に1回程度、診察を受けてください。
  • 皮膚科特定疾患指導、難病外来指導の対象となっている患者様は、投薬のみの受診はできません。

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手術・生検について

  • 服装は、血液や膿、消毒液などが付着する可能性がありますので、汚れても支障のない下着などでの来院をお勧めします。 足の手術の際はサンダルなどをご持参ください。
  • 手術日、および翌日は創部を安静にし、飲酒はお控えください。抗菌薬は指示通り内服してください。
  • 痛み止めは、痛み始めに早めに内服することが効果的です。
  • 入浴は翌日から可能ですが、長時間にわたり水またはお湯に濡れた状態は避けてください。 (ただし、傷の状態によっては数日間控えたほうがよい場合もあります)
  • 翌日からのガーゼ交換は、入浴後をお勧めします。(濡れても交換できるため)
  • 傷の状態について、何か異常を感じた際は、早めに受診してください。

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ガーゼ交換について

手術後の述部について、自宅にて交換することが可能です。(交換が難しい場合、通院にて交換することもできます。)

ガーゼ交換に必要なもの:ガーゼ・サージカルテープ・綿棒・消毒液・抗菌薬を含んだ軟膏

  • サージカルテープ、綿棒については市販品を用います。
    (ガーゼとテープは手術で使用したものと同じ製品を院内でも販売しています。)
    消毒液、抗菌薬を含んだは軟膏は処方します。
  • 綿棒に消毒液を染み込ませて、傷を消毒します。古い軟膏をしっかり取り除きましょう。
  • 別の綿棒に軟膏をつけて、傷に塗り、ガーゼを貼る、またはガーゼに直接軟膏をつけて傷に貼ります。
  • テープで固定します。

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