診断について・診断内容、治療内容についてのご説明

ハチ(蜂)刺され、ハチ毒アレルギーについて

蜂イメージ画像「ハチに刺された時、2回目が怖い」といわれるのを聞いたことがあると思います。しかし、ハチに刺された全員について2回目が怖いわけではありません。ハチ毒に対するアレルギーを有している人のみ、2回目に注意する必要があります。さらに、1回刺された後にハチ毒アレルギーを有してしまう人は1~2%ですが、重篤な全身症状を起こす人はごくまれで、多くの場合、局所反応がやや強く出るにとどまります。すなわち、正確には、「ハチに1回刺されてハチ毒に対するアレルギーを獲得した人の中でも特に著しく強いアレルギーを有している人のみ、2回目が怖い。」ということになります。
ハチ毒による死亡者数は年間20人ほどです。(ちなみに2013年の交通事故死者数は4373人です。)数百匹単位でのハチの大群による攻撃を受けるとハチ毒そのものが原因で死に至ることもありますが、ハチ毒アレルギーを有していない人が数か所刺された程度では死に至ることはありません。死亡例の大部分は、ハチ毒アレルギーを有している人が、アナフィラキシーショックという重篤な全身症状を伴うアレルギー反応を起こした場合で、その場合は1~数か所刺されただけでもショック状態に陥ることがあります。また、重症のハチ毒アレルギーを起こすのは主にスズメバチかアシナガバチで、ミツバチで重篤化することはほとんどないようです。
ハチ毒アレルギーの有無については、血液中の特異的IgE検査により調べることができます。従来から同様の検査はありましたが、近年のアレルゲン(アレルギーの原因)解析技術の進歩により検査の感度が著しく上がっており、より正確にハチ毒アレルギーの診断ができるようになっています。
ハチ毒アレルギーを有している人は少ないので、全ての人が調べる必要はないと思いますが、血縁者にハチに刺されて重篤化した人がいる、今までハチを含めた何らかの昆虫に刺されて強い炎症を起こしたことがあるなどの人は要注意で、検査をおすすめします。今までスズメバチやアシナガバチに刺されたことが無い人、または今まで何回も刺されたが、刺された部位が腫れるにとどまる人については、現時点では調べる必要性は少ないと思います。
また、ハチに刺された時は速やかにステロイド外用薬を塗ることにより早期に腫れがおさまりますので、早めに医療機関を受診してください。自分で刺し口を切って毒を出す、揉む、圧迫する、温めるなどの行為は細菌感染を起こしたり炎症を悪化させたりするので避けましょう。

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